MUZMUZ 15  森 寺





2023年4月08日 近況

やはり我々の歳になると体調不良のが増えるのはやむなしですね。

昨年見つかった血液癌(リンパ腫)は、
私の場合は、幸いに悪性とは言いながら、緩慢な進行するタイプだそうで、
当面は無治療経過観察という3ヶ月ごとの診察なので日常生活には影響はなし。

しかし、昔から運動嫌いな上に、2018年の一過性脳虚血発作での
頸動脈のプラーク切除手術の際のリハビリ不足で、足腰の弱体化が進み、
現在では散歩もままならず、病院通い、
ちょっとした買い物でも、タクシーやら息子、娘の車の世話になってしまっている。

さて、嵌まっている”ChatGPT”は面白い。 
1970年代に米国に出張したとき、大学間ネットワークとして試行され始めた
今のInternetのオリジンを知ったときに、驚きと将来の発展の可能性を感じ
たのですが、ChatGPTについては、それ以上の驚きと将来の恐ろしさを日々
感じています。

ただ問題は、この分野には莫大な人と金を必要とすることから、多分、米国と
中国、多分インドの寡占状態になり、日本は入り込む隙間はないという事です。

ちなみに、ChatGPTを提供している「OpenAI」という企業は資本金は公表されて
いないが、30億ドル以上で2021年末で1000人以上といわれている。
主たるハードだけでも膨大な数のCPU、NVIDIAの数千台のGPUが使われている。

日本では、こういう企業を立ち上げる環境にないし、
既存企業では、リスクが多きすぎて、手を出せないだろう。

最近イーロン・マスクが反対論を言っているが、もともとこの会社に投資していたが、どうも立ち上げ時に経営方針が合わず、彼は逃げたようです。
今になって反対論を打つとは、マスクらしい。

まあ、この歳になってあれこれ言っても仕方がないけれど、気になって仕方がない。

ではまた

森寺章夫





2022年3月06日 近況

永らくご無沙汰しました。お許し下さい。

この2ケ月あまり、どうと言う変化はありません。
ただ、最近ネットで大いに話題になっている「ChatPMG」に嵌まっていました。
本サービスに加入し、2ケ月の間、様々な試行をやってみました。

日本語で質問すると、ちゃんとした日本語で、返事、回答、されます。
かなり複雑な要求をしても、的確な表現、構成の文体で、回答されます。
質問によって、回答が数行から、数ページに及ぶことがあります。
また、当方で間違いがあることを指摘すると、
お詫びの言葉と修正した回答が返されます。

ただ、質問、回答はちゃんと日本語で処理されてますが、
現時点ではAIのベースとなるデータは、
明らかに英語圏のインターネット・サイトの情報を基本としており、
例えば、日本の日本語のサイトの情報は 使われていないことが明らかと思われます。
したがって、こと日本固有の事柄を質問すると、
めちゃくちゃ間違った回答がなされる事が多い。

確かに、革新的で、
今後大いにアプリ、サービスに影響を与えること必至の技術ですが、
AIのベースがネットに上がっている情報によっているため、
現時点でも 種々のスクリーニング処理がなされており、
また今後より的確な処理がなされるとしても、
結果として誤った回答がなされることは 避け得られない。

所詮、現在のネット検索と同じく、自己責任で使用することが必要です。
しかし、あまりにも便利なので、回答を鵜?みにした利用をすると、
悪影響は必至です。

今後、どのようになっていくのか、
また種々挙がっている他社のAIサービスが どうなっていくのか、
興味深く見守って行きたいものです。

まあ、現役であったら、大変な事象ですが、今は野次馬根性で見ています。

森寺章夫



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