MUZMUZ 15  藤 井






瞑想による自省録 ⑦  「7月雑感」             2024.07.17

もう7月。なぜこんなに時間の経つのが早いと 感じるのだろうか?
7月に感じたことを 書き留めておこう。
さもなければ 潜在意識には全て記憶されているというが、顕在意識では全て忘却の彼方へと。

「1」 資生堂レーディス・オープン最終日(6月30日)
   昨年に次いで2回目の観戦。昨年は、選手についてかなりコースを回ったが、
   今回は申ジエ、原英莉花のコースに付き合って、あとは18番ホールの
   ギャラリースタンドで近くから選手のフィニッシュを見守った。
   
   144ストローク(+―0)49位タイまで60名出場。
   岩井明恵、小祝さくら、櫻井心那、竹田麗央、私の好きな岩井千怜。
   懐かしい横峯さくら、上田桃子、全美貞、李知姫。

   最近の女子ゴルフは「若い。可愛い。はつらつ。縦振りのスウィングが綺麗」。
   戸塚ゴルフ場は 自宅から近い。終了前に早く戻って、あとはTV観戦。
   昨年プレイオフで敗れ悔し涙の、桑木志帆が今回は堂々の優勝。
   16,200,000円の賞金額。桑木はサングラスを外すとあんがい可愛い。
   久しぶりに緑のコースに包まれ、気分がいい。

「2」 ハマっているのが、「寅に翼」の朝ドラ。
   日本初の女性弁護士 三淵嘉子がモデル。
   7月5日の放送,70話。寅子を法曹界へ導いた恩師、穂高先生(小林薫が好演)が
   戦後も最高判事という役割を果たしたあと、感情のもつれがあった
   佐田寅子に残す言葉に身をつまされる。
   「佐田くん、気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、
   時代の先を歩み、立派な出がらしになってくれたまえ」。そして穂高は逝く。

   脚本は吉田恵理香。寅子が色々な葛藤を経て成長していく姿、
   その一途な姿勢が共感を生む。脚本がよく練れている。

「3」 7月7日 東京都知事選挙。 
   小池、蓮舫、石丸、田母神の4強(?)と泡沫候補52名。投票率60.62%.
   平成以降では二番目に高い。予想通り小池百合子が291万票で当選。
   驚いたのは、蓮舫を凌いだ石丸の大躍進。選挙前から石丸の言動、選挙運動に注目、
   躍進してくると思ってはいたが、ここまで伸びるとは驚き。
   その人柄、考え方等メディアで報道されているが、
   彼の本質をじっくりと観察していきたい。彼の次の一手が楽しみ。

「4」7月12日。[仕事を完全に忘れる日]
   今日は金曜日。明日からの3連休を控え 何も仕事関係のことはしない日と決めた。
   朝のんびりと「アマテラスの暗号」下(伊勢谷武著。Amazonランキング一位、文庫化)を
   読む。10時30分に出かける。女房のお供で大船の駅前でショッピング。
   鎌倉駅前の、「Breeze Bird Café」に 娘の裕香子が合流してランチ。
   古い一軒家を改造した、女性好みのレストラン。鎌倉野菜を使い、工夫を凝らした
   サラダ。メインはスパゲッテイ、魚、豚肉の3種類。
   デザートとコーヒー/紅茶で、2900—3900円。
   
   そのあと横浜の高島屋へ。女房の服の買い物に付き合う。
   昔繊維関係(プリント)の仕事をしていたので、自分のことは全くダメだが、
   似合うかどうか、人のファッションはよく分かる。
   夜は録画していた、古い映画「捜索者」を見る。1956年制作、ジョン・フォード監督。
   ジョン・ウェイン、ジェフリー・ハンター、ナタリー・ウッド、ヴィラ・マイルズ、
   あとはフォード西部劇での常連俳優。何度見ても西部劇の傑作と思う。

「5」「100歳まで歩く」(正しく歩けば寿命は延びる!、田中尚喜著、幻冬社文庫)を読む。
   きんさんは何故100歳になっても歩けたのか?
   「座る、立つ、歩く」といった日常動作に必要な筋肉を鍛える簡単な方法を網羅した
   画期的エクササイズブック。とあるが、
   怠け者の私が「三日坊主」にならないためには??????

「6」「IF を考えたらーーー」 歴史の気まぐれ。
   13日トランプ前大統領がペンシルバニア州で演説中に銃撃を受け、右耳を負傷。
   暗殺未遂で捜査中。 アメリカでの暴力は恐るべきものがある。

   トランプの拳を突き上げる姿は アメリカ人好みで、共和党に有利に働き、
   バイデンの大統領選辞退か いなかにかかわらず 
   トランプが大統領に当選するのではなかろうか? 

   その時のアメリカは? 混沌としている世界の政局は? 
   いよいよ世界でも 分断化が一層激しくなり、
   世界第三次大戦が 懸念されるようになるかもしれない。
   世界経済は? 日本は?

   しかし「もしトランプが暗殺されていたら、どのような事態になるか?」考え始めた。
   バイデンは、民主主義を擁護するために 
   トランプの再選阻止に走っている面もあるから、案外素直に大統領選を辞退、
   ハリスと次の共和党候補とが お互いに良識ある戦いをするかも知れない。
   案外バイデンは、そこまで大人の判断ができなくて、
   立候補を続け、当選しても任期中に、引退せざるを得ないかも知れない。

   一つの疑問がある。「なぜ今回銃弾はトランプに命中しなかったのだろうか?」
   どのような自然の摂理で、銃弾は外れたのだろうか? 
   宇宙は、神は何を意図して トランプを生かしたのだろうか? 
   資料を見るために 頭を少し動かしたことが 彼の命を救ったと報道されている。
   なぜその瞬間彼は頭を動かしたのだろうか?
   どんな摂理が働いたのか?
   この後トランプは どう行動していくのか? まさに興味津々である。

「7」「大谷翔平は本当に凄い !!」
   最近は、若い人たちが、自然体で「スーと」海外へ出かけて、活躍している。
   ビジネス界では 世界的な多国籍企業のトップは皆無だが、
   スポーツ界、芸術面では 若い人の活躍は素晴らしい。
  
   17日、大リーグの94回オールスター戦を見た。レッドカーペット上の大谷夫妻。
   球宴1号ホームラン。大谷は凄い。選手の中に溶け込み、自然体、
   謙虚、穏やかで 高ぶらない。
   
   3者凡退の今永昇太選手のコメントも素晴らしい。
   「ホームランを打って 彼はこの場でも さらにスターになってしまうのかと、
   ジェラシーを感じました」。

   新しいタイプの新日本人が 生まれつつあるのかも知れない。

以上

WORD 7 原文





旧ページ  24/06/01